【特集】くちうどの郷

皆さんは、京都府南丹市園部町に口人という地域があるのはご存知ですか?

南丹市内の方でもご存じない方多いでしょう。


南丹市とは

この記事を読んでくださる方の中には、南丹市外の方もいらっしゃると思うので、南丹市をご存じない方へご説明すると・・・

(画像引用元:コトバンク「南丹(市)」<https://kotobank.jp/word/%E5%8D%97%E4%B8%B9%28%E5%B8%82%29-1572960>最終閲覧日2023年8月3日)

南丹市とは、京都府のちょうど中部に位置しています。

京都府の「お腹」ですね!

南丹市は、平成の大合併により園部町、八木町、日吉町、美山町の4町が合併し誕生した市です。

そのため、南丹市を知らない方は多く、旧町で紹介するとわかってくださる方が多いと個人的には感じます。

隣の市町村は、北は京丹波町、南は亀岡市です。


僕の出身は、南丹市の中でも園部町です。

南丹市の詳しい地図はこちら!

(引用元:南丹市「南丹市主な施設の位置図」<https://www.city.nantan.kyoto.jp/www/gove/133/005/000/index_3838.html>最終閲覧日2023年8月6日)


園部町には誇れる歴的建造物、観光スポットがあります。

①菅原道真が生存している時分から祀られていたという日本最古の生身天満宮があります。“日本最古級”はいくらでもありますが、“日本最古”はここだけでしょう!

②日本で最後に建てられた園部城。現在は、園部高校の敷地となっており、城門は校門として活用されています。僕の母校でありますが、高校生時代、よく観光客が見に来ておられました。また、巽櫓にはお宝が入っているとか。年数回の開放日には、多くの人が来られています。また、イベント時には、茶道部が茶室でお茶をたて振舞っています。

③温泉があります。名前だけは聞いたことがあるという方も多いんじゃないでしょうか?るり渓温泉といい、温泉だけでなく複合施設となっています。

僕の学生時代のバイト先でありまして、BBQ、グランピング、イルミネーション、アウトドアアクティビティがそろっています。

園部町の良いところは大体わかっていただけましたかね?


口人地域

今回紹介する口人も園部町の中の地域です。

口人の人口は、南丹市の人口・世帯数集計表(令和5年8月1日現在)によると、48世帯、92人ということで、園部町の中でも小さめの地域です。

口人の中でも上口人と下口人に分かれています。

大昔は、別の村だったとか・・・。

自然豊かな田舎で、田園風景が広がります。

近年、移住者の方も増えてきており、高齢者だけでなく若手も若干ではあるものの増えてきているような状況のようです。

移住者がなぜ来るのか。

明確な理由はわかりませんが、「自由に農業が出来る」という点ではないかと思います。

南丹市は、移住者に向けてPRを行っていますが、実際に農業イベントなどで話を聞いてみると営農組織が強く利益追求型の地域があったり、自分のところで食べるために農業をされている地域があったりします。

口人は、後者寄りの農業をされている地域であると思いますし、「農業がのびのびしたい」と思って来られる方には“縛り”が強くなく自由に動ける点に惹かれてお越しになっているのではないかと考えられます。


くちうどの郷

その口人地域で毎月第一・第三日曜日に開催されているのが、「くちうどの郷 野菜市」です。

この野菜市では、地域の方が丹精込めて作られた野菜や平飼い卵などの農産物を販売されています。

また、周年記念でイベント開催が行われていたり、五月の子どもの日に合わせてこいのぼりが上げられていたりと催し物も積極的に行われています。

京都府のHPには紹介記事が、京都新聞等にはイベントが開催された都度記事が掲載されています。

今年の7月で10年と節目の年となることから、7/16㈰に10周年記念イベントが開催されました!

私も地域イベントに興味があるので行ってみました!

たくさん来場者はいらっしゃるようでした。

50組は超えているため、もっと多くのお客さんだろうというお話でした。

記念くす玉も用意されていました。

500円ワンコインで野菜の詰め放題をされていました。

にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、トマトがあったように思います。

屋台は、かき氷、たこ焼き、焼きそばなどが出ていて、こちらも多くの注文があったようでてんやわんやされていました。

地域の小学校の和太鼓サークルが出ていて、和太鼓の迫力ある音で会場が惹き込まれていました。

焼きそばはいただきましたが、美味しかったですよ(*´▽`*)

で、肝心の野菜市の野菜なんですが、これがまためっちゃ安いんですよ!

利益というよりは、奉仕精神のほうが強いかもしれません。

高くで売るよりも良いものを安くで食べてほしいというおじいちゃんおばあちゃんのやさしい心から成り立っているのでしょう。


左上のかぼちゃなんて、スーパーやったらなんぼするかな・・・398円とかするぐらいの大きさのもんが100円ですよ!?

甘長とうがらしも100円! じゃがいもも100円!!

万願寺とうがらしも100円!!!


どうですか?

めっちゃ安いでしょ?

今回、かぼちゃ150円、万願寺とうがらし100円、甘長とうがらし100円を購入しましたが、普通の道の駅の直売所とかだったら、1000円ぐらいしてますよ~。

「安いだけで質が悪いんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

でも、そんなことなかったです。

こちら、私のいつかの昼ごはんです。

万願寺とうがらしとかぼちゃは、くちうどの郷で購入したものですが、しっかり綺麗な色してるでしょ?

味も良かったのです(^O^)



まとめ

どうだったでしょうか。

美味しい野菜がめっちゃ安くで買えるところがあるって、今の時代特に重要になっていますし移住者の魅力にもつながります!

また、こういった活動をされている地域があることで、波のように周辺地域にも活動の勢いが伝わっていくと思いますので、田舎地域においてやる気のある人は重宝されていくことでしょう。


今後は、このHPを作った意図に沿うような記事もアップロードしていきたいと思います(^^)


南丹市に興味を少しでも持ってもらえれば嬉しいです(*´▽`*)


ご覧いただきありがとうございました(人''▽`)ありがとう☆



アンケート( `・∀・´)ノヨロシク



おまけ

撮影した写真です。

ご覧ください(^_-)-☆

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“そのべ”という京都

HPをご覧くださりありがとうございます。 このHPは、私が作成した「地域資源から新しいアイデアを生み出す問題集―京都府南丹市園部町編 IDEA BOOK(アイデアブック そのべ編)」の新しい情報や園部の良いところ等を発信をしていきます。 PCに不慣れなため、ご不便をお掛けすることもあるかと思いますが、温かい目で眺めて頂ければ幸いです。 福知山公立大学3年(現社会人)西田光輝